革製のKindleケースを自作してみた。

creative
2016.12.15
革のエイジング具合を更新しました。

Kindle Paperwhite 2015を買ったので、革製のケース(カバー)を探していたのだけど、なかなかちょうど良いものが見つからず。
【Kindle Paperwhite, Kindle Voyage ケース】 本革スリーブケース
これは良さげだ!と思ったものの、なかなか良いお値段。
こうなったらもういっそ作ってしまおうと思い至った次第であります。

必要な材料と工具

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今回使用する革

革は東急ハンズなどで薄めの端切れを購入するとよいです。
今回は端切れ4枚セットで1300円の革を使用します。
お手軽にネットで購入してもいいけれど、やっぱり革は質感や厚みが重要なので、実物を見て購入するのがおすすめです。


用意した材料と工具類

工具は基本のカッターマット、カッター、定規。
カッターマットの上のものは左から、

  1. コバコート
  2. 接着剤
  3. ギボシ(未使用)
  4. 革用手縫い針
  5. 革用手縫い糸
  6. 菱目打ち

このうち菱目打ち、針、糸、接着剤は必須だと思われる。コバコートはコバ(革の端の切り口)の処理をしないなら必要ありません。

ケースのサイズを決める

  • 縦: 18cm
  • 横: 14cm

Kindle Paperwhiteのサイズは、16.9cm x 11.7cm x 0.91cm。
ここから、縫い代と厚みを計算して大体の大きさを決めます。
今回は少し縫い代の余裕をもたせて、18x14cmとしました。
革は多少伸びるので、ぴったりサイズがほしい方は数ミリ小さく作るのもよいかと。

製作開始

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まずは革をカット

同じ大きさの革を2枚切り出したら、端4mmほどを接着剤で貼り合わせます。

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貼りあわせたら、菱目打ちでどかどか穴をあける。

菱目は、完成時に表になる側から打ちます。
菱目を連続して打つ場合は、菱目打ちの一番端の棒を1本隣の穴に入れてやると穴の間隔が一定になります。

縫う

菱目打ちが終わったら、手縫い工程。
今回は平縫いという方法で縫っていきます。
詳細ははしょるけども、参考サイトを置いておくので、必要があれば参照されたし。
縫い針に糸を結ぶチョ~簡単な方法
レザークラフト・ドット・ジェイピー 手縫い<その3> 平縫いをする

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ひたすら縫う

平縫いの時、レーシングポニーや万力のようなものが必要と言われますが、簡単なものなら体育座りをして膝にはさんでもなんとかなります。

できた

途中工程はしょり過ぎてよくわからないけどできた。

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なかなか良いじゃん

サイズはちょうど良い感じ。逆さにしても落ちない程度にはフィットしてくれている。
コバはダークブラウンのコバコートを塗ったけれど、ちょっと艶がありすぎて浮いちゃったかも。
使い込んだら落ち着くのかな……。

必要な工具や材料はほぼネットで買える

菱目打ちや縫い針・糸などは、東急ハンズ等よりAmazonのほうがよほど安い。
特に菱目打ちは4本で1000円前後とかなりお買い得なので、まだ道具を揃えていない方はAmazonで揃えることをおすすめします。
レザークラフト 道具 工具 菱目打ち 4本 セット 4mmピッチ
蝋引き糸 ロウ引き糸 60m よく使う ナチュラルカラー 3個セット
クラフト社 革工具 手縫針 丸針 細 5本入り 8602
クラフト社 革工具 コバコート 70ml 焦茶 2231-02
3M スコッチ 皮革用接着剤 30ml 6025N

約1年後の様子

約1年使用した現在の様子がこちら。

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傷は増えたが、よれたりはしていない。
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角はよくすれるせいか、艶が出てるね。
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糸のほつれもなく、フチもやぶれたりしていない。
(コバの処理が汚いのは目を瞑って頂きたい)

総じてよくできたと思う。心配していた糸のほつれもないしね。
ただ、本の貸し借りが出来なかったり、読んだ本の表紙を覚えていなかったりと、電子書籍自体の問題に気づいたので、最近はあまりKindleの出番がなくなっておりあmす。
雑誌や技術書などの大きなものは積極的にKindleで購入しているけど、やはり文庫は紙がいいね。

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