ローライコード2型にBay1用レンズキャップを頑張って付けた話

ローライコード2型にBay1用レンズキャップを頑張って付けた話

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Rolleicord II Model1

なんでもかんでも低めから撮りたがるローアングラーなので、ウエストレベル(上から覗き込んで撮る)で撮影できる2眼レフカメラが気になっていたのです。
あの高名なRolleiflexはとても手が出せないほど高いし、以外と大きい。
ぐぬぬと唸りながらヤフオクを覗いていると、完動品かつ目立つ傷もないRolleicordが格安で出品されておりました。
そして壮絶な入札戦争を勝ち抜き、落札した次第であります。

Rolleicord II Model1

Franke&Heidecke社のRolleicord II Model1。
Rolleiflexの廉価版という位置づけだけど、筐体が小さく、構造がシンプルで壊れづらいため、コアなファンも多いんだとか。
シリアルナンバーからすると、1936年の春から夏頃の製品みたい。
ドイツのブラウンシュヴァイクで作られたカメラが、80年の時を経て遠く極東の島国まできたんだなぁ。
どんな人の手を渡ってきたんだろう。浪漫、浪漫。

レンズキャップ問題

奇跡的な状態で入手出来たものの、Rolleicordにはひとつだけ問題がありました。
それはレンズキャップが付属していなかったこと。
ただでさえローアングラーなのに、キャップがないんじゃあ、いよいよ通報されてしまう。
調べてみると、RolleicordのレンズはBay1という規格らしいので、Bay1用のプラ製レンズキャップを買ってみました。
二眼レフ用 被せ式レンズキャップ BAY1

思ってたんとちがう

が、つけてみたら全然大きさが違うのです。ハマらない。スカスカする。
思ってたんとちがう。なんだこれは。なんのための規格なんだ!!などと怒りながら調べたら、どうもバヨネットフードというものがついている後期型からBay1規格らしい。
Bay1のBayはバヨネットのBayか〜〜〜なるほどね〜〜〜〜。規格ってすばらしい。
よく読まないからこういうことになるのだ。我ながら呆れ果てたものである。

フィルムケースのふたがぴったりだった

これでは外出できないので、いろいろと調べていたら、フィルムケースのふたがぴったりと合うらしい。

フィルムケースのふた

試してみたらめっちゃフィットした。とりあえずはおっけー。
でもこんなプラ丸出しじゃあ格好悪いので、せっかく買ったBay1用レンズキャップとフィルムケースのふたをくっつけることにしました。
合わなければ合わせればいいのだ。合わせて合わないものはないのだ。

レンズキャップ規格改造計画

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用意するフィルムケースのふた。
フィルムケースの外周にハマるタイプのふたがRolleicordにぴったりと合います。
内側にねじ込むタイプは合わなかった。
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外周の縁を切り落とす。

切り落としたものをレンズキャップに接着。
接着剤はプラ対応のものなら大体いけます。
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ついた〜〜〜!

意外にもきっちりと付いてくれるので、多少の揺れではびくともしないし、モノが当たっても落ちない。すごいぞ〜
そんなわけでレンズキャップ問題は解決。めでたし。

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